新田瑛のブログ2

思いつきで書いてます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

003:助より

<題詠blog2009>003:助より。

助というお題の使い方はいくつかあるわけですが、その熟語だったり動詞ごとに、同じような内容を詠ったものが多かったようですね。裏返せばこれが題の力ということでしょうか。

003:助(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
思ひつくかぎりのことばならべかへこぼれた助詞のかなしさおもふ

003:助(志野里子) (tanka-SHE)
バス停でバスを待ってるふりをして助けを待ってもバスばかり来て

穂ノ木芽央さんの歌。短歌など作っていると、助詞ひとつにも思いが込もってきますからね。共感させられます。
志野里子さんの歌。「助けを待ってもバスばかり」来るんですね。それはさぞ焦ることでしょう。素直に助けを求めたらいいのに。良い歌だと思います。

↓そのほかの気になった歌たち。↓

003:助(我妻俊樹) (半ドア)
それはそれは真っ暗な神社を想像したペンキ屋には助手が必要なのだ

003:助(芳風) (歌屑籠蛍灯籠)
僕の手がいつか助けになるようにここには居ない君の手を取る

003:助(羽根弥生) (ことらのことのは)
満開の桜の下の助産院の硝子扉に触るれば温(ぬく)し

003:助(月下  桜) (*月下  桜 の 世界*)
下がるのは逃げなんかじゃない緩やかに助走してから跳躍するため

003:助(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
助けなどいらない 春の坂道を転がってゆく林檎がひとつ

003:助(ゆず) (ユズタンカリウム)
補助なしでさかあがりしたとき見えた世界のように君が手を振る

003:助 (沼尻つた子) (つたいあるけ)
「助けて」が「ありがとう」より先に載る語学テキストのページざらつく

003:助(志井一) (日記ホプキンス)
左手が当たってしまう 助手席に人がいるのは慣れていなくて

003:助(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
完璧な帽子掛けとして立っていた彼には助演男優賞を

003:助(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
助走するはずだったのに踏み切れず長距離走になりかけている

テーマ:詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - ジャンル:学問・文化・芸術

このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://juic7892009.blog71.fc2.com/tb.php/188-9b3de9fa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

新田瑛

Author:新田瑛
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター

旧ページ1500+

blogram

blogram投票ボタン

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
3587位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]

312位
アクセスランキングを見る>>

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。