新田瑛のブログ2

思いつきで書いてます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

「五首選会」参加します

中村成志さんによって「五首選会」が開催されています。
というわけで今年も最後までよろしくお願いします。

「五首選会」会場 → はいほー通信 短歌編

自選五首はこちら
    ↓

016:館
○書架を見上げながら歩けば図書館の一部となって過ごすひととき

031:SF
○「なに色にひかって見える?」とか何とかSFチックに声をかけてよ

044:ペット
○この部屋の空気は今も揺れていてトランペットの音が聞こえる

067:匿名
○匿名で書かれた手紙 匿名の風に吹かれて名のある君へ

075:微
○目を閉じて微かに風が吹いている 選べなかった未来をおもう
 

テーマ:詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - ジャンル:学問・文化・芸術

このページのトップへ

コメント

ワンコ好み5首

「かっこつけて無いようで、やっぱかっこつけてましたね」

019:押   押しボタンに触れて躊躇う午前二時 人差し指はまだ生きている

031:SF  「なに色にひかって見える?」とか何とかSFチックに声をかけてよ

073:弁   雄弁の使者続々と訪れて「我を愛せよ」「愛せよ」と言う

077:対   新聞をテレビ欄から見る人の「絶対」という言葉は軽い

096:交差  交差点は早足で渡る 「生き急ぐ人々の群れ」の一員として


今年のワンコの着眼点…括弧「」・<>・()をつけたお歌は4首だけでしたね。
無駄なくかっこつけたってことですよね。素敵です。
「死を考えながら生きている日々」を薄くまとっているお歌たち…
ちょっとワンコの今年の歌と並べてみたい感じです。
たぶんワンコよりずっとお若い方だと思うのですが、
今、まだ生きている…って事を意識しながら暮らしてらっしゃるのですね。
それってかなり大事なことなのですが、どうぞ歌を作る時以外は忘れていてくださいね。


  • 2010/12/14(火) 19:03:29 |
  • URL |
  • ワンコ山田 #S68BTrmg
  • [編集]

新田瑛さんの五首選「佇」

南には不可視な国があるようでときどき春が送られてきます

目を閉じて微かに風が吹いている 選べなかった未来をおもう

元気ですとは言えませんけど少し笑ってみせることぐらいなら

抱きしめてあげたいですが腕力がないのでひとまず見つめています

いいですよ 仏頂面の奥にある笑顔を僕は知っているから



 たくさんの言の葉の中から、心に留まったお歌を集めてみました。

 「見えないけれどもあるんだよ」という世界に惹かれます。
 心が凍えそうな時に送られてくる「春」は、きっとあたたかい風を
運んでくるのでしょう。そして、頬にあたる微かな風は心の底におし
こめておいたさまざまな想いをなでていくのでしょう。
 選べなかった未来をおもう時、ちょっとセンチメンタルな気分になり
ます。でも、少し笑ってみせることぐらいなら、私にもできるかな。
 そんな私でも、見つめていてくれる人がいるのなら・・・・嬉しいな。

 と、好きなだけ妄想の世界を広げさせていただきました(笑)
 楽しい時間をありがとうございました♪

 最後に杜の都の住人より一言・・・・
 034:孫のお歌に出てくる「伊達正宗」は伊達「政」宗が正解です。

  • 2010/12/15(水) 23:42:45 |
  • URL |
  • さくら♪ #N1GBOknc
  • [編集]

五首選「寸評もあります」

はじめまして(‥‥でもないのかな?(^_^;))。
拙いながら、五首選ばさせていただきました。
「→」で寸評なんて入れてますが、もし詠みと解釈が違うと思われても、お許しを。

003:公園
一人またひとり家路へ引き込まれ無へと収束しゆく公園
→よくある光景を子供ではなく公園の情景で詠んだところが新鮮。

008:南北
南北に延びる線路をゆく汽車は終着すべき駅を探しに
→ミステリートレインですね、わかります(笑)。

054:戯
シロップを無限広場に流し込む さあこれからが遊戯の時間
→お遊戯の時間はいつもシロップのように甘いのです。

073:弁
雄弁の使者続々と訪れて「我を愛せよ」「愛せよ」と言う
→世の中ビッグマウスが多すぎてもうたくさんですよ、ええ。

084:千
東京が世界の扉だとしても成田空港は千葉県に在り
→最近は羽田復権の動きも活発ですが。

  • 2010/12/16(木) 00:38:28 |
  • URL |
  • 桶田 沙美 #C9/gA75Q
  • [編集]

五首選

好きな歌五首


003:公園
一人またひとり家路へ引き込まれ無へと収束しゆく公園

状況は「カラスといっしょに帰りましょうー」なのに、なぜ「引き込まれ」の語がこんなに怖いのでしょう。
「無」であることが公園の本来の姿だ、と言う下句が、妙に切なく聞こえます。

010:かけら
サイダーの瓶を揺すればかけらかけらきれいな骨の鳴る音がした

「かけら」をオノマトペに使用した慧眼。しかも、鳴っているのが骨。これは隠喩ではなく「骨」そのものであってほしい。
「きれいな」は「骨」にも「音」にも係りますね。

040:レンズ
空中に数多ただようコンタクトレンズを回避しながら歩く

これも、喩などで深読みするよりも、実際に数えきれないほどのコンタクトレンズが宙を漂う様を想像した方が楽しめます。
触れれば、世界がもっとよく見えてしまう、レンズ。

047:蒸
かれこれずっと泳いでいたのでわかりますがたぶん蒸気の中なのでしょう

主語も説明も全部省かれていますが、なんとなく惹かれてやみません。
「今まで水の中にいたから、蒸気の籠った場所に移っても(水つながりで)すぐにわかる」……?うーん。

099:イコール  
パッチリとした目 元気な笑い声 イコール君はバルタン星人

シンプル。ハマった。笑いました。


新田瑛さんのお歌は、誰にでもわかる言葉を使って、一言では説明できない世界を描き出します。
情景(あるいは心象風景)はパッと思い浮かぶのに、それを言葉で描写しようとすると、えらく苦労する。
ここに挙げた五首もそうですが、ある意味、鑑賞者泣かせです。

  • 2010/12/17(金) 19:53:11 |
  • URL |
  • 中村成志 #6Q0aW8YQ
  • [編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://juic7892009.blog71.fc2.com/tb.php/320-44c15e4d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

新田瑛

Author:新田瑛
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター

旧ページ1500+

blogram

blogram投票ボタン

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
6383位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]

588位
アクセスランキングを見る>>

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。